イノシシ狩猟
  判 別


イノシシの雄は、大きく体型はブタに似て頭が大きく、首が太く短く、胴は横に張らず足は短く指
4本で、第3指と4指がそれぞれヒズメにつつまれています。

イノシシ大きさは、鼻から尾まで1mで、おおよ40kg 足が約27cm
(6指もあります)
口先は長く鼻先はブタに似て、目は小さく濃いまつげがあり、耳は三角形で尾は細く短い。
体色は黒いものから茶褐色、個体変異が多く見られます。
黒毛シシと赤毛イノシシがいますが、赤毛は、気が荒いといいますが、まったくちがいます。
赤毛イノシシ黒毛イノシシは、2種の体毛の伸び方の違いだと思います。
頭頂から背にかけて12〜13センチほどのたて髪があり生後2ヶ月頃から敵を威嚇するとき髪
を立て、体を大きく見せる。
頬の毛は白毛また黒毛の2種がいます。仔は黄褐色で体に太い縦線があり、マクワ瓜に似て
いるのでウリボウなどと呼ばれています。

  
  (ウリボウ)

また1年近くウリボウの痕跡が残る場合があります。牙は長く、断面が三角形で角が立ち、
湾曲して牙は牡のほうがはるかに太く長くなり3〜4才になると目立ってきます。
上の牙より下の牙が長く、上牙は下牙の内側を研ぐ役をするので、研ぎ歯と言います。
(威嚇する時は、研ぎ歯の研いてる音がします)ククリ罠に掛かり雄はキ キと歯研ぎします
また牙の内側は樹幹などにこすりつけて研ぐ下牙などは、敵に追われ犬などを引っかけて裂
くため、掛け歯とも言われます。
よく人間が、シシに襲われます手追い(怪我)のシシの場合に襲いますシシが傷を負い行く
場所がない場合またシシが逃げ場を失った場合に突進襲いかかります。
爪痕は、大きく丸みを帯びており、柔らかい地面だと2本の爪あとがのこり急な山を登るとき
の爪痕は、爪先だけが残り山を下るときの爪痕は、大きくのこります。
(控え爪がのこる場合もあります) 
体重は最大で200kgに達するものもいます。

  
生態行動